今日は久しぶりに母校のコルドンブルー代官山校へ
「サブリナレッスン」という誰でも受講出来る講座で、
「野菜のジュレ入りオマール海老のテリーヌ、フレッシュトマトのクーリ添え」を教えて頂いてきました。
コルドンブルーに足を運ぶのは本当に久しぶり!
「今日のシェフは誰かしら?」とドキドキしながら行ったら、
今日の担当シェフは校長先生のベルナールシェフでした。
こんなに立派なオマール海老が一人1尾ずつ配られました。
もちろん活きているんですよ〜。

そのため、調理中にオマール君が暴れて指に怪我をしないように、
両腕のハサミに緑色のゴムバンドが付けられているのです。
そのオマール海老の裏側に竹串を刺してまっすぐにしてから、
クールブイヨンというブイヨンで茹で、解体して殻から身を外します。

茹で上がったオマール海老の殻から身を外していると、
アシスタントさんから
「上手ですね〜!」と褒められてしまいました。
「イエイエ、これでも卒業して一応ディプロマを持っていますので・・・」野菜類は丁寧に切り揃えて、それぞれベストのタイミングで茹で上げてから、
生ハムを敷いたテリーヌ型に、時々ブイヨンを注ぎながら、綺麗に敷き詰めていきます。

このブイヨンはオマール海老の殻や味噌を5〜6時間煮だして作った、
時間と手間がかかったもの。
野菜の間にオマール海老もバランス良く配置します。

テリーヌ型の上まで野菜やオマールを敷き詰めたら、
生ハムで蓋をしてから、ブイヨンを注ぎます。

上面を平らに仕上げるために重しをして、冷蔵庫で冷やし固めます。

今日の講座はテリーヌ型ごと一人一台お持ち帰りなので、
自分が作ったテリーヌを冷蔵庫で冷やし固めている間は、シェフの作ったテリーヌで試食会です。

野菜がたっぷりであっさりとしていて爽やかなので、
これからの季節にピッタリな前菜です。
パンのシェフから差し入れされた、美味しいパンドカンパーニュも一緒に振る舞われました。
テリーヌ1台にオマール海老1尾がまるまる入って入るので、なんとも贅沢なテリーヌ

活きたオマール海老は、ネットで手軽に入手出来るので、
「家でも作ってみよう!」と思って意気揚々と参加したのですが、
オマール海老1〜2尾では殻を使ったブイヨンは取れないので、
自宅でそのまま再現するのは難しそうです。
でも冷製テリーヌのいろいろなコツは分かったので、
これを基にしてもっと簡単で美味しい「いづみ風テリーヌ」を編み出して、
そのうちにレッスンでもご紹介したいと思っています。
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今日の一番のヒットはこちら(↓)
シェフがオマール海老の殻で作った人形「エビナール君」
ニスを塗ってツヤツヤに色よく仕上げ、
コルドンブルーのロゴ入りのシェフハット&エプロンまで着用しています。
シェフにこんな才能まであったなんて、本当にビックリです!
「海老の殻で作ったからエビナールって言うの。ちなみに作ったボクはベルナール(笑)」と話す、
何ともお茶目な校長先生
「このエビナール君、ベルナールシェフにどことなく似ている・・・」と思うのは私だけかしら???
持ち帰ったテリーヌについては、また明日・・・★