昨日は都内までフレンチ修行に
前菜の「帆立と鮭のタルタル」は、
新生姜と胡麻がアクセントになっていて、
オリエンタルな味わい。
「フランス人が考える日本料理とフレンチとの融合ってこんな感じなのね・・・」と、
勉強になりました。
食感の違いを出すために筍も加えているので、
和の食材が満載で、
これはまさしく「フランコ・ジャポネ」(フランス料理と和食とのマリアージュ)ですね。
メインは鰆を春キャベツで巻いて、じっくりと火を通した「ポーピエット」
「鰆と言えば何? 味噌漬けでしょう!」と先生。
日本の食文化も本当によくご存じです。
そして、
「あれは長時間味噌に漬けるから水分が抜けて固くなってしまうけれど、
コレはじっくりと火を通すから柔らかくて口の中で溶けるよ」と。
そしてデセールは、
フランボワーズとホワイトチョコをパートブリックで包んで焼いた物。
先生は「これは5歳児でも出来る簡単なデザート。
子供と一緒に作るのも楽しいし、たまにはこういうのもいいでしょ?」と。
久しぶりに食べたパートブリックは、
パリパリとしていて美味しかった〜!
パートブリック、冷凍庫にあったのに、
先日の冷蔵庫買い換え時に処分してしまって、残念・・・。
先生は元三つ星シェフながら、
フュメドポワソン(魚のだし)は市販の粉末を水に溶いて使っているし、
バニラビーンズではなくてバニラエッセンスだし、
昨日はシブレットがなかったからと万能ネギで代用だったし、
作り方や盛り付けもラフでおおらか。
肩すかし感がなくもないけれど、
「家庭料理なんだから、肩肘はって本物ばかりを追求しないで、
こういうのもありなのね〜」と、目から鱗がボロボロと(笑)。
自分とは違うタイプの人から学ぶのは、
時には凝り固まった価値観を覆されることもあり、いいものです。
連日の寝不足にワインが効いてしまい、
朦朧となりながらも、
その後またまた合羽橋→青山と駆け足で回って帰宅
ダッシュで帰ったにも関わらず、
タッチの差で家人が先に帰宅していたので、
「3分クッキング」ならぬ10分クッキングで夕ご飯
夕食後、
眠い目をこすりながらiPhone片手にこの記事を書いていたら、
最後の投稿で「エラー」が出て、
1時間も掛けて書いた記事が全て消えてしまいました
というわけで、
翌日のいまごろ、パソコンから再投稿です〜。