それは今に始まったことではなくて、もう7〜8年も前からのこと。
私がここに通いはじめた20年前は、
たしかに「社用族以外にいったい誰がこんなところを使うのかしら・・・?」
(我が家は社用族ではなく、もっぱら食い道楽の義父母にご馳走になっていましたが)という雰囲気の高級料亭でしたが、
「時代の流れと共に高級路線だけではだんだんとやっていけなくなり、
一般大衆路線に静かにシフトしてきたのね」と私は密かに思っています。。。
私は仲居さんの件は気になりませんが、
いつも同じお店では飽きてしまうので、
数年前にはパークハイアット40階の「梢」(こちらも日曜・祝日営業で、個室も有り)に、
夫の家族を引き連れて行ったこともあるのですが、
「梢」の個室は窓がないので、外が全く見えないのです。
外が見えない個室ですと、
なんだか押し込められているような窮屈な気分になりますし、
子供たちも退屈してしまいます。。。
また「梢」の個室はお座敷ではなくてテーブル席なので、
子連れには落ち着かないんですよね。
そして、お料理がしょっぱいのも気になりました。
「梢」は何度か利用していて、
それまではそんなことはなかったのですが、
その時はなぜかしょっぱかったの。
姪のH子ちゃんは「しょっぱくて美味しい!」と言い(苦笑)、
秋田出身で濃いめの味付けが好きな夫の母でさえ「ちょっと・・・」と言って箸を置いてしまうほど(驚)
夫の母が仲居さんに向かって、
「こちらの料理長さんはどちらのご出身?」と聞くと、
「山形です」とのお返事。
「ああ、やっぱりね。
私も同じ東北出身なので、
なんとなくそうじゃないかと思ったのよ」とニッコリ
こういう時に「だからしょっぱいのね・・・」と非難がましい言い方をしないところが、
この母の賢いところです。
個室に窓がない&テーブル席&しょっぱいという理由から、
その後、「梢」からは足が遠のいてしまいました。。。
ブログでご紹介するつもりがなかったので、
「みのきち」のお部屋のお写真や子供用の料理の写真を撮っていなくて、
ごめんなさい・・・
「みのきち」は内装もかなりくたびれてきていますし、
お料理も「完璧!」というほどではないですし、
お値段もそれなりですが(今回は大人5人+子供2人=8万円程度)、
有名日本料理店のほとんどが日曜祝日休みで、
「休日に年配者と会食」という時の選択肢が少ないので、
年中無休のこちらはそういう面では有り難いお店です。
これからは卒業&入学シーズンでご家族でお祝い♪という機会も多いと思い、
駆け足でご紹介させて頂きました(以前の記事はこちら→★★★)
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あっ、最後に自慢をひとつ・・・(笑)
兄嫁Mちゃんが、
「H子は今日をとっても楽しみにしていたんですよ。
昨日から『叔父ちゃんはシワが増えたかな? いづみさんは相変わらず綺麗かな〜?』と。
キラキラしたものやリボンやハートのモチーフを見かけると、
いつも『あっ、これいづみさんみた〜い! いづみさんに似合いそう!』って言って、
H子にとって、いづみさんは永遠のアイドルなんですよ♪」と。
この日も私のイヤリングやセーターについているビーズを見つけては、
姉妹で「あっ、キラキラだ!」
「あっ本当だ! ここにも!ここにもキラキラだ〜!」と二人で競うようにして大騒ぎでした。
姪っ子姉妹の周りには少女趣味のおばちゃんはいないらしくて(爆)、
物珍しいみたい(←珍獣?)
ママよりも一回りも上の叔母ちゃんを”アイドル扱い”してくれて、
ありがとうね♪
そう言えば我が家のことも「おじちゃんち」とは言わずに「いづみさんち」と言うし、
血が繋がっているのにも関わらず、
姪っ子達の眼中には叔父ちゃんはまったくない様子・・・・・・。
まぁ、シワの心配をしてくれるだけいいかしら?(笑)
オットは「いづみ君は8歳と4歳の子のアイドルだもんね、おっかしい〜」と笑いながらも、
古女房を少し見直してくれたのか(!?)、
それからしばらくの間は我が家での私の扱いがちょっぴり良くなっていました。。。♪
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