頑張って少しずつアップしていきますね。
取り急ぎ、2月のレッスンの補足をもうひとつ。
Aデザートの「ポ・ド・クレームショコラ」には、
今回はフランス・ヴァローナ社のチョコレート(フェイブ)を使用しました。
フェイブとはフランス語で「空豆」のこと。
1月にお出しした「ガレット・ド・ロア」に入っている陶製の「フェーブ」も、
元々は空豆だったことからこの名前が付いているんですよ。
空豆がいつの間にか陶製に変ったけれど、
その名前の「フェーブ」はそのまま受け継がれたようです。
お話が横道に逸れましたが、
チョコレートで「フェイブ」と言えば、
空豆形の溶けやすいタブレット状のチョコレートのこと。
こちらでしたら、削ることなくそのまま溶かして使うことが出来ます。
今回はクラスによって「カライブ」(カカオ66%)だったり、
「カラク」(カカオ56%)だったりでしたが、
どちらも富沢商店で150g入りで800円程度だったと思いますので、
お渡ししたレシピのちょうど2回分を作ることが出来ますね。
そして、「ヴァローナのチョコレートはちょっと手が出ないわ・・・」という方には、大東カカオというメーカーのチョコレートがお奨めです。
大東カカオのチョコレートは、
お菓子に詳しい複数の友人達から、
「値段の割りに使える!」との口コミ情報を得ています。
「子供向けのイベントなどで大量に使う時はもっぱら大東」という友人もいるほど。
グラム換算しますと、
ヴァローナ社のチョコレートの1/3ほどのお値段ですので、
大量に作る時には確かに有り難い存在ですよね。
こちらも富沢商店で取扱いがあります。
500g入りの大袋は確か「大東カカオ」のブランドで出ていて、
私がよく使っている200g入り(↓)は「富沢ブランド」(富沢が大東カカオに作ってもらっている=表はTOMIZAWAで、裏を見ると大東カカオの名)で出ています。
空き袋でしわくちゃでごめんなさい。。。(笑)
このタイプは板チョコなので、自分で削って使うことになります。
上が「スィート」(カカオ分56%)、下が「エキストラビター」(カカオ分65%)
私は試作時は「大東カカオ」を、
レッスンでは「ヴァローナ」を使用しましたが、
2つを比較してみて、
「ヴァローナ」の方が値段通りに3倍美味しいかどうかと言われれば・・・???(笑)
お味の面では、1.5倍〜せいぜい2倍の価値かしら?
ただ、はっきりと言えることは「ヴァローナ」ですと表面が滑らかに綺麗に仕上がり、
「大東カカオ」ですと表面がざらついた仕上がりになりました。
レッスン時に「ポ・ド・クレームショコラは元々フランスの家庭的なデザートなので、表面が多少ざらついても私はあまり気にしません。気になる方は途中でアルミ箔を掛けてくださいね」とお話していましたが、
デザートの仕上がりはやっぱり美しい方が良いですものね
そして、「大東カカオ」にも小さくカットされたタブレット状のものもあります(コチラやコチラ)
こちらは使い勝手がよさそうですね。
いろいろと書きましたが、
チョコレートはお好みですので、何を使って頂いてもOK!
極端なお話、スーパーに売っている板チョコでも大丈夫ですよ。
その場合は、なるべく乳脂肪分や糖分が入っていない「ブラック」とか「ビター」がお奨めです。
そして、洋酒を入れる場合はある程度のクオリティーのものが良いと思います。
ちなみに2月のレッスンで使用していたブランディーはコチラ(↓)のもの。
「CAMUS」の「XO」ですので、
最上級というほどではないけれど、まぁまぁの品質では?と思います。
もうバレンタインも遙か昔に過ぎ去り、
ホワイトデーも終わってしまったこんな時期にチョコレートの話題でごめんなさいね。。。
最初は「こんなに簡単なデザートをレッスンでお教えしていいのかしら・・・?」と思っていた「ポ・ド・クレームショコラ」
でも、「この滑らかな食感が最高〜♪」と言って下さる方や
「本日のナンバーワン」に挙げて下さる方もいらして、
私の想像以上に評判が良くて、嬉しかったです。。。♪
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