尾山台の「オーボンビュータン」の次に向かったのは、
自由が丘の「パリセヴェイユ」
ケーキ屋さん激戦区の自由が丘で、
1〜2を争う人気店です

こちらのお店に詳しい友人から、
お薦め品などの情報を事前に詳しくゲットして、
ウキウキと楽しみに向かいました。
ただ、またまたおマヌケなことに
自由が丘の駅に着く頃にiPhoneが電池切れ〜。
以前も勘を頼りに自由が丘の街をウロウロしながらどうにか辿り着いた記憶があり、
私はこのお店の場所がよく分かっていないのです

自由が丘駅前の交番に駆け込んで尋ねてみたところ、
分厚い資料をひっくり返して調べて教えてくれました。
優しいお巡りさんに感謝〜★
駅からの道のりはとっても簡単なので、
もうこれからは迷うことはありません!
iPhoneが電池切れになってしまいましたので、
お店の写真はありませんが、
焼き菓子を少しお持ち帰りしました。
「フォンダンショコラ」をレンジで温めて頂いたら、
中からとろ〜とチョコが流れ出て来て、美味しかった〜



看板商品の一つだけのことはありますネ!
きっと使っているチョコレートの品質もいいんでしょうね。
今後、お遣い物にしたいので「焼き菓子」は、
どんな感じになるのかプレゼント用のラッピングでお願いしてみました。

「華やかさにかけるかも?」と聞いていましたが、
リボンもついてシックでなかなか良い感じです。

すこしずつお味見していますが、
お味ももちろん二重丸!
夫は「甘さがくどすぎなくて、上品でいい感じだ。
かなり良い砂糖を使っているんじゃないかな?」などど言っていました。
私はお砂糖の種類までは分かりませんが、
洋酒の効かせ方のバランスがちょうどよい感じだと思いました。
これなら安心して差し上げることができます

お菓子のお味もさることながら、
私は以前からこの金子美明シェフの生き様がすごいな〜と
思っているの。
フランス修業時代に帰国後のことを考えて、
日本から「会社四季報」を取り寄せ、
みずから日本の企業に直接企画書を送りつけ、
大企業にスポンサーになってもらってお店を開店したというのは、
結構有名な話です。
パティシエさんってだいたいはフランス帰国後はツテを頼りに就職して、
そこで働きながら地道に貯金して、
何年か経ってやっと自分のお店を持つという感じだと思うのですが、
帰国後にすぐに「シェフパティシエ」になりたかった金子さんは、
抜群の行動力を発揮されたという訳ですね。
そして、お店が軌道に乗って人気店となった今でも、
多店舗展開をしたり、
カリスマ料理人にありがちな「実業家路線」に走ったりせずに、
自分のお店で地道にお菓子を作り続けているところも素晴らしい!
私はお菓子やお料理そのものよりも
それを作っている「人」やその人の生き様、
バッググランド、お料理やお菓子に対する姿勢などに
とても興味があったり、惹かれたりするようです。
洋菓子界の重鎮、尾山台のオーボンビュータンの河田勝彦シェフも
新百合ヶ丘のリリエンベルグの横溝春雄シェフも
お店でお見かけしたことがあります。
テレビや雑誌ばかりに登場していないで、
自分のお店に愛着を持って、
しっかりと根を張って、
仕事をしている料理人が好きなんですね。
「パリセヴェイユ」もこれから時々足を運ぶことになりそうですので、
イートインで生ケーキを頂くのが楽しみ

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