フランスのミッテラン大統領のプライベートシェフを務めた女性料理人のお話です。
この女性料理人には実在のモデルがいて、その方は御年70歳のダニエル・デルプシュさん。
そのダニエル・・デルプシュさんが9月上旬に日本テレビの「世界一受けたい授業」に出演なさった時、「アシスタント」として一緒に出演していたのがコルドンブルーの我らがベルナール校長先生

偶然にもその番組を見ていた私は「わ〜、ベルナールをアシスタントとして従えるとは、随分と贅沢なお話だわ〜」と大興奮!
料理に関する質問に、日本語がベラベラのベルナールがダニエル・デルプシュさんの代わりに思わず答えてしまい、司会の有田さんに窘められるという一幕も(笑)
日本在住30年以上のベルナール校長先生は、日本のフランス料理界の重鎮で、彼自身が「昭和天皇とミッテラン大統領の晩餐会」の指揮を執ったことでも有名な人なのです

実際には「アシスタント」というよりも、フランスから遙々いらしたちょっと高齢のダニエル・デルプシュさんのことが心配で、日本事情に詳しいベルナールが保護者として付き添っていたという感じでしょうか。
そのほかにも、彼女の来日に合わせて、映画のプロモーションがコルドンブルーで行われ、エキストラの募集があったりで(私も参加したかったけれども、レッスンと日程が重なっていたので残念ながら見送りました

さてさて、映画の感想ですが、ル・シネマのような小さな劇場で観るのにふさわしい映画だと思いました。
そして、久しぶりにフランス料理が食べたくなりました〜★
と言っても、手の込んだレストラン料理ではなくて、「ポトフ」とか「キャロットラペ(人参のサラダ)」のような家庭的で素朴なフランス料理を。
「久しぶりにポトフをつくっちゃおうかな〜」なんて思いながら、映画館を後にしました。
今年2月の「バレンタインレッスン」でご紹介したポトフ
(続く)
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