そこで急遽、今日は世田谷に住む夫の母に遊びに来て貰うことに致しました

急なことだったのと私の予定が詰まっていたので、ランチは私の手料理ではなくて、「美吉野」の「お弁当」を取ることに。
クロスも白に変え、黒のお敷きを敷き、センターにはお庭の薔薇を飾って・・・★
美吉野のお弁当はとってもお奨めなんですよ♪
我が家では、「自分で夕食は作りたくないな〜、でも外食に出かけるのも面倒だし、宅配ピザって気分でもない・・・」という時に時々お世話になっています。。。
ずっと「ブログで皆様にご紹介したい!」と思いながらも、いつも夕食時だったのでクリアーなお写真を撮ることが出来ず・・・

2段重ねになっていて、上段にはお刺身や珍味がぎっしりと入っています。
下段には、揚げ物と煮物、季節のご飯、香の物。
全部で30種類以上のお料理がぎっしりと詰まっていて、一つずつが本当に手が混んでいて美味しいのです。
母も蓋を開けた瞬間に「まぁ綺麗だこと!」と驚き、
それから「これは何かしら?」とか「天ぷらもちゃんと下味をつけてから揚げているのね」とか「本当に手が混んでいること」と、ひとつひとつ味わいながら食べていました。
呑んべいの方だったら、上段でゆっくりとお酒を楽しみ、下段のご飯とお椀で〆めという頂き方も良さそう・・・★
美吉野の仕出し料理はいろいろな種類がありますが、
こちらの「美吉野弁当折箱」がお手頃で内容も充実しているので、お奨めです。
ただご飯の量が少ないので、男性や育ち盛りのお子様ですと、ご自宅で白いご飯を炊いて用意しておいた方がいいと思いますよ。
内容が充実していますので、ママと小学生くらいのお嬢さんだったら、2人でひとつを仲良く分けて召し上がるというのも一つの選択肢♪
普段、我が家では夫は自宅で炊いた白いご飯をおかわりしながら完食し、私は残ったお料理を冷蔵庫に入れて翌朝頂いています。
今回も80代後半の義母には多すぎたようで、半分以上を残していました。
仕出しのお弁当ですが、お椀とデザートだけは手作りです。
茶碗蒸しが大好きな母に合せて「卵すくい汁」
美吉野のお弁当の華やかさに負けてしまった感がありますが、母は「お弁当も美味しいけれど、このお椀もとても良いお味で美味しいわよ。だしは何で取っているの? こういうものは作るのが難しいのよね」と褒めてくれました。
デザートは今月のレッスンメニューと同じ「レモンのスフレグラッセ」
セルクル型に入れて冷やし固めました。ほうじ茶と共に・・・★
「さっぱりしているけれど、濃厚で食べ応えがあるわね」とこちらは完食!
母がレッスン用の食器が所狭しと並んでいるカウンター(↓)を興味深げに眺め、ナイフレフトを指さして「これは何に使うの?」と尋ねるので、「こういう風にナイフやフォークを置くんですよ」とやってみせると、「へー、ずいぶんと洒落ていること」と感心してみたり・・・。
私のコルドンのディプロマ(↓)を見ながら「こういう風に洒落たお免状だと飾っても素敵ね。私の医師免許なんて愛想もそっけもないから長いこと天袋にしまったままなのよ」と言ってみたり・・・。
そして、「この家は静かで日当たりがよくて、本当に気持ちがいいわね。こういう所に来ると、まるで軽井沢の別荘にでも来ているような気分になるわ。私は常に人が一杯でザワザワとしている開業医の家で生まれ育って、結婚してからは男の子2人の家庭だったから、こういう風に静かでロマンティックな家は別世界で、まるでおとぎの国いるみたいな気分だわ」と、とっても楽しそうでした



質実剛健な義母にとっては、我が家で見るものは全てが「洒落ていて、ロマンティック」(!?)に写るようです。。。。。。(笑)
そして、「お料理教室はどれくらいやっているの?」と尋ねるので、「週に3〜4回なんですよ」と言い、カレンダーを見せながら「月曜日に京都から帰ってきて、翌日の火曜日からレッスンで、昨日もレッスンで明日もレッスンなんですよ」と説明すると、「あらっ、じゃあ今日は久しぶりの休養日だったんじゃない? こんな風にしてもらって、悪かったわね・・・」と。
80代後半にして、この頭の回転の早さには私もビックリです!
「大丈夫なんですよ。だから今日は手料理ではなくて、仕出しのお弁当にさせて貰いましたし・・・」と言いながら、「この母のこういう頭の回転の早さ、人のことを気遣える優しさ&賢さが私は好きなんだな〜」と改めて実感!
「こんなに喜んで貰えるならば、これからは毎年薔薇の季節に呼んであげよう〜♪」と思ったのでした

長くなりましたので、お庭の薔薇の様子は次の記事で♪
追記:我が家では頼んでいませんが、「美吉野弁当折箱」はお願いすればサービスでおすましを付けてくれたと記憶しています。
また、もみの木台の「有吉」や桜台の「咲花野」でも同じようなお弁当の宅配をしていると思います。
詳しくは各店にお尋ね下さいね。