こちらは「土鍋で供される、オムライスやカレーが美味しい!」との噂を数年前に耳にして以来、一度行ってみたいと思っていたお店です。
前日に電話をして予約が出来るか聞いてみたところ、
「予約は平日のランチのみで、土日は予約を受け付けていない」とのこと。
人気店なので、並ぶことを覚悟で行ってみました。
12時40分ごろに到着すると、予想以上の人気♪で既に10人ぐらいの行列が!
「せっかくここまで来たから〜」と言いながら、暑い外で待つこと30分ほどで店内に案内されました。
待っている間に友人と2人でしっかりと作戦会議!を済ませて、
オーダーするものはもう決まっています(笑)
「オムライス」と「カレー」のセットを1個ずつ注文し、
「同じ味だと飽きちゃうから、半分ずつにしましょうね」と。
そして、こちらのお店はホットケーキも有名なんです
たかがホットケーキと侮る事なかれ!
とても厚みがあってフワフワしていて、
まるでシフォンケーキのようなキメの細かいホットケーキとか?
「せっかく来たから食後にホットケーキも頼みたいけれど、
私はそんなには頂けないから、二人で1個でもきついかしら?」と言うと、
「きっと大丈夫よ〜」との心強いお言葉が返ってきたので、食後に1つお願いしておきました
(※こちらのホットケーキは焼き上がるまで30分ほど掛かるので、
早めにオーダーしておかないといけないのです)
店内は20〜30代のカップルやご夫婦、
久しぶりの休日に地元の友達と会って近況報告をしているOLさん・・・といった若い方が中心で、
みんな楽しそうで、華やいだ雰囲気〜♪
お隣りのダブルデートの若者4人には、
ボリュームたっぷりのホットケーキやワッフルが、食後に一人1つずつ運ばれてきて、
ケーキが運ばれて来る度に携帯でカシャカシャと写真を撮り合っていました。
私が二人で食べるのも躊躇しているホットケーキが1人1個とは、
若いってなんて素晴らしいんでしょう〜!!!
そんなことを思っていると、お料理が運ばれてきました。
カレーライスは蓋付きの土鍋に入っていて、
お店の方が紙ナプキンを私の膝にかけてから、土鍋の蓋を開けてくれました。
ぐつぐつと煮えたぎっているカレーが服に飛び散らないように・・・との配慮からなんでしょうね。
頂いてみると、カレーというよりは「カレー風味のハッシュドビーフ」という感じでしょうか。
野菜類は一切なしで、しっかりと煮込んだ塊肉をほぐしたような柔らかい牛肉が入っています。
土鍋に接したご飯の部分がお焦げになっているのが、おもしろい〜。
家で「ビーフシチュー」や「牛肉の赤ワイン煮」が残った時には、
こういう風にリメークしてみるのもいいですね。
こちらはオムライス。
同じく土鍋に入っていて、熱々〜。
卵の下にはベシャメルソース(ホワイトソース)が薄く敷かれていて、
その下にチキンライスがあります。
ところどころお焦げになっている熱々のチキンライスとクリーミーなベシャメルソースが相まって、
オムライスというよりは「ドリア」を頂いているような感じです。
カレーにもオムライスにも「胡麻ドレッシングの大根サラダ」が付いているのですが、
夏大根とは思えないほどみずみずしくて、こちらも美味しかったです。
カレーもオムライスも美味しいのですが、食べ進むうちに飽きてきてしまうので、
二人で半分ずつにしたのは大正解〜♪
「もし今度ひとりで来ることがあったら、どちらを頼む?」という話になり、
二人共「オムライス」に軍配を挙げました。
食後には噂の「ホットケーキ」が運ばれてきました。
7〜8pはあろうかという高さのホットケーキに、
果物入りの生クリームのほか、溶かしバターとメープルシロップまで付いています。
二人でシェアすることをお見通しのようで(笑)、
取り皿と2人分のカトラリーを持って来て下さいました。
こちらのお店、お水もマメにつぎ足しに来てくれますし、
全ての対応が丁寧で、サービスもとても良いのです。
ホットケーキはキメが細かくて軽くて、
ホットケーキというよりは、スポンジケーキかシフォンケーキか・・・と言った感じです。
もちろん、生クリームもおいしい!
「きっとこれは型に入れて焼いているんでしょうね」と友人。
私もそう思いました〜。
セットの飲み物は、食後にホットケーキと一緒に持って来て頂きました。
友人が頼んだホットコーヒー。
期待が大きすぎたのか、首をかしげながら、
「家の娘が入れてくれるコーヒーと同じ味・・・。今度はアイスコーヒーをオーダーするわ」と、
ちょっと不満そう(笑)
私が頼んだアイスコーヒー。
飲み終わってコップに氷が残ってから気づいたのですが、
この氷は、ナント!!!アイスコーヒーを凍らせたものだったのです。
「氷が溶けても、アイスコーヒーが薄まらないように・・・」との心遣いからでしょうね。
これにはビックリしました〜♪
こんな心のこもったサービスが、きっと人気店の所以でしょうね
「『カフェソンジン』の『ソンジン』ってどういう意味かしら?」と思って、
家に帰ってからHPをよくよく見てみると、
どうやらマスターの学生時代からのニックネーム(ファーストネームを音読み)が由来みたいです。
大手総合商社を50歳で早期退職してから、
喫茶の専門学校に通ってノウハウを習得して、
高校生のときからの夢である喫茶店をオープンしたとか。
きっと、マスターの熱い思い&こだわりが詰まったお店なんでしょうね。
ずっと前から気になっていたお店を訪れることが出来て、私は大満足〜♪
「話のタネに一度は来てみて良かったって感じでしょ?」と友人に向かって水を向けると、
「私は何度でも来たいわ〜 」とのこと。
ちなみにこの友人、私の母世代(70代後半・・・?)の年配の方で、かなりの料理好きで舌も確か。
「このお店の中で私が一番の高齢者ね・・・」と言うので、
「たまには、お孫さんのような若者に囲まれながらのランチもいいものでしょう?
こういうところで、若者からエネルギー&エキスをチャージして貰わないと〜!」なんて茶化しながら食べていたのですが、そんなに気に入っていたなんて〜!(驚)
駅で彼女と別れた後に、モザイクモール&都築阪急をフラフラしていると、
阪急の食器売り場でリチャードジノリの「ベッキオホワイト」と「ナハトマン」(ドイツのガラス食器)が、
セールになっていました。
7月初旬に立ち寄った時にも同じ品がセールになっていましたので、
長いことやっているみたいですよ。
「ナハトマン」のガラス皿は私も気になりましたが、収納場所を考えて今回は見送り・・・。
気になる方はのぞいてみて下さいね〜。
※「カフェサロン ソンジン」は良いお店だったので熱く語りましたが、
「大人の為の落ち着いたカフェ」というコンセプトの為、小学生以下の入店はお断りのようです。