
今日のお昼前、オットが大きな甕を抱えて、キッチンにやってきました。
彼が半年前に仕込んだお味噌の天地返しをする為です。
半年前の仕込み時には私はノータッチだったので、
今日は興味津々で見学しながら、アシスタント役を務めました〜♪
まずは、甕の中のお味噌をゴムベラでボールに移していきます。
お味噌は全部で、大きなボール2個分になりました。
綺麗に洗ってから熱湯消毒をして(この辺はアシスタントの仕事・・・)、
完璧に自然乾燥させた甕の中に味噌を戻していきます。
この時に上にあった味噌は下に、下にあった味噌は上に入れていきます。
側面を綺麗にして、表面も平らにならし、
ラップ&蓋をして、天地返しは終了!
あと3〜4ヶ月涼しい所に置いたら、味がなじんで出来上がりだそうです。
ボールに残ったお味噌を胡瓜につけて頂いてみたら、
まろやかな塩分と旨味でとっても美味しくて、
「今の時点でこれだけ美味しかったら、出来上がりはかなり期待できるね〜♪」と、
二人揃って自然と笑みがこぼれました

それれもそのはず!
よくよく話を聞いてみれば、このお味噌には彼なりのかなりのこだわりがあるようです。
大豆も麹も完全無農薬の物を別々の所からインターネットで取り寄せ、
お塩も地元の自然食品店「藤が丘マザーズ」で調達した自然塩。
大豆屋さんも麹屋さんも「大豆と麹を組み合わせた『味噌造りセット』」を販売しているようですが、
それでは満足出来ずに、両方からそれぞれからの最高級品を取り寄せたそう。
私は主婦でもあるのでこだわりもほどほどですが、
料理が気分転換やリクリエーションである彼は、お金も時間も手間も惜しみません。
そういえば、一時期は梅干しや梅酒も仕込んでいましたし、
ぬか床の管理は今でも彼が中心になってやっています。
我が家では保存食や発酵食品はオットの担当なので、なかなか私の出番はないのです・・・。
えっ? 『二人で仲良く相談しながら、味噌造りや梅干し作りをすれば、楽しそうでいいじゃない?』ですって?
いえいえ、"船頭多くして船山に登る"と言いますが、我が家の場合は”船頭は二人要らず”なんです。
二人ですると意見が食い違って険悪なムードになりがちなので

奥様は手も口も出さず、もっぱらアシスタント役に徹するというわけです・・・・・・(笑)
★「男性の手料理」に関しては、よろしかったら数年前に書いたエッセイ「男子厨房に入らず?」もご覧下さいね。
もしこのメールをご覧になりましたら、私の携帯(080-1843-5530)か
PCアドレス(zaizenyabou03@yahoo.co.jp)までご連絡頂ければと考えています。