本格的なフランス料理のメイン&ガルニチュール(付け合わせ)にじっくりと取り組んで頂く、
スペシャルレッスンです。
フランスから空輸された食用の鳩をお一人1羽ずつ調理して頂きました。
御参加の皆様はもちろん食用の鳩を見るのも、調理するのも、頂くのも初めて!
それでも原型をとどめている鳩の下処理や解体に果敢に挑戦して下さり、
「こういう風に調理すると、本当に命を頂いているんだな・・・と分かりますね」と仰っていたのが、
印象的でした。
<鳩のサルミ>
鳩料理は、中をレアに柔らかく仕上げるのがポイントです。
キィソン(火入れ)もバッチリで美味しく仕上がりました♪
焼き上がった鳩をもも肉、胸肉、手羽・・・と解体して、
お皿に盛り付けるのも皆様上手に出来ました。
家禽類の解体はみな共通ですので、
この解体方法を身に付ければクリスマスのローストチキンも綺麗に捌けるようなりますよ
<じゃがいものヴァンドンジュール風>
「ヴァンドンジュール」とはフランス語で「葡萄摘み職人」のこと。
元々は雇い主が「葡萄摘み職人」(=日雇いの肉体労働者)に振る舞うような「高カロリー」はお料理なので、この名前が付いているのですが、
レッスンでご紹介したのは、名前の由来とはかけ離れたような美しい仕上がりのお料理です
マンケ型(ケーキ型)にじゃがいもとベーコンを丁寧に重ねて並べていき、
オーブンで焼き上げてひっくり返して仕上げるので、とても手が込んでいます。
カットした断面図はこちら(↓)
私自身はこのお料理はプライベートでは作りませんが、
生徒さんの中にはこの断面の美しさ&おいしさに感激して、
手間もいとわずにすぐにお家で作った方が何人かいらっしゃいましたよ。
見た目が華やかなので、おもてなしやパーティにも向きますね
以上のお料理2品を頑張って作って頂いた後は、
私のご用意しておいた前菜やスープ、デセールも含めてのランチの始まりです♪
<白いんげんと魚介のマリネ>
<パンプキンスープ>
<ラフランスのコンポート バニラアイス添え>
秋なので、テーブルもブラック&ホワイトで、少しシックな雰囲気に・・・★
ブログがきっかけで生徒さんからのリクエストで開催した
初めての「本格フレンチ」レッスンでしたが、
私にとっても良い経験&思い出となりました。
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