木曜日のレッスンのティータイムには、
自由が丘「パリセヴェイユ」のガレット・ド・ロワを生徒さんと楽しみました
王冠はゴールドではなくて、黄色でした。
これも珍しいですね。
食べ方のこんな可愛いカード(↓)が入っていました。
王冠を外して、少し詳しく見ていきましょう。
表面のクープが繊細で美しい!
クープの始点が中心ではなくて、
中心から少しずれたところから始まっているけれど、
これはかなりの技術がいるのではないかしら?
直径18pということでしたが、
それよりも少し大きいように感じました
(ちゃんと計れば良かったな〜と今更ながら後悔・・・)
フィユテ(パイ生地)はサクサクハラハラとほどけていく感じです。
このフィユテはたぶん「逆さ折り」で作っているでは?
断面はこんな感じです。
大きいので1/12カットにしました。
中のクリームもたっぷりと詰まっていて、
高さもかなりあって、食べ応えがあります。
クリームは滑らかで軽い仕上がりなので、
単なるクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)ではなくて、
クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)にクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)を加えたクレーム・フランジパーヌのような気がしました。
優しいお味のクリームで、
オレンジ系のリキュールも少し入っているような・・・。
パイにはかなりバターが使われている感じですが、
反対にクリームは軽い仕上がりなので、
とてもバランスが良く、食べ易くて、
日本人好みのガレット・ド・ロワだと思いました。
細部まで気を遣って丁寧に作られていることが伝わってきましたよ。
ガレット・ド・ロワの中には1個だけ陶製の小さな人形(フェーブ)が仕込まれており、
それが当たった人は王様(女王様)になれ、王冠を被って祝福を受け、
その1年を幸せに過ごせると言われています。
見事にフェーブを当てたのはYさん♪
9年ほど前の新婚当時からChez Izumiに通い始めて下さり、
出産&お引っ越しを機にお料理教室はご卒業なさいました。
その可愛らしさは生徒さんの間でも語り継がれるほどで、
私も時々「Yさん、お元気かしら・・・?」なんて思っていました。
そうしましたら、昨秋、空席情報をご覧頂き、
「イギリスからこちらに戻って来たので、
空きがあったらまたお料理教室に参加したいです!」というメールを頂戴し、
7年振りに再会〜♪
昔からの可愛らしさはそのままで、
ママになった落ち着きも兼ね備えたYさんからは、
「先生のメニューは何でもとってもおいしいですし、
見た目にもキレイで何を教わっても新しい発見があります!
それと久しぶりに作る時もレシピがとても丁寧なので、
いつも迷わずそのまま作ればおいしくできるので、本当にありがたいです」というメールを頂戴して、私もウルウル・・・。
最後はなんだか自分の宣伝のようになってしまいましたが(苦笑)、
Yさん、今年はお嬢さんも小学校に入学ですし、
きっといいことが沢山ありますよ
そして、彼女が引き当てたフェーブはコチラでした(↓)
一生懸命お料理をしている可愛いコックさんのフェーブ。
記念にYさんにお持ち帰り頂きました♪
Chez Izumiの「ガレット・ド・ロワ祭り」は始まったばかり。
楽しいお祭りはまだまだ続きますよ〜
<ショップ&ガレット・ド・ロワ情報>
店名の「パリセヴェイユ」はフランス語で「パリの目覚め」と言う意味
(パリセヴェイユについての以前の記事はコチラ)
自由が丘駅より徒歩5分程度。
直径18p(実際には20p以上あったような気がします)
2500円(大きさは3種類あり、これは真ん中)
賞味期限は当日。
今年は1月19日まで販売。