2013年10月29日

「オリジナルフォー」への道のり@

松茸料理で夫のご機嫌を取った翌日の日曜日、外は台風一過の秋晴れ晴れ

でも、私は家家に籠もってエスニックの試作です。

金曜日に急遽「お鍋」から「フォー」にメニューを変更したので、
記憶を頼りにフォーの材料を買ってきてはいたのですが、
足りないものがあったので、開店と同時に石井に駆込みましたダッシュ(走り出すさま)

家に帰ってコトコトとスープを取り始めたら、
石井の「下田さんちの豚肉」はアクも脂もほとんど出なくて、良い感じグッド(上向き矢印)


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スープを取るのに1時間ほど掛かりますが、
特別な材料も鶏ガラも使わなくて良いし、
ただ火に掛けておけばよいので、
その間にほかのことが出来るし、
「このお料理はやっぱりお奨めだわ〜」なんて思いながら、
上に載せるトッピングや「タイ風揚げ春巻き」の用意をしました。

トッピングは「腐乳八宝鍋」に負けないように、
スペアリブ、蟹、海老、うずらの卵、野菜、ハーブ・・・といろいろと準備してみました。

1時間もしないうちに美味しいだしが取れたので、味付けをして、
麺を茹でて、トッピングを載せて、「オリジナルのフォー」の出来上がり!

フォーはもともとベトナム北部・ハノイの朝ご飯。

お肉ともやしだけのシンプルな麺ですから、
ベトナム人が見たら驚いてしまうような豪華なフォーが完成しましたぴかぴか(新しい)

このスープは、フォーのような米麺でも、
うどんや素麺のような小麦粉麺でもどちらでも合うのです。

ですから、「フォー」と「うどん」の2パターンを作って、夫婦でお味見。

(続く)


posted by いづみ at 10:17| 神奈川 ☁| 試作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

松茸の牛肉巻き

我が家で人気の「松茸の牛肉巻き」ぴかぴか(新しい)

レシピというほどのものではないですが、
簡単で美味しいので、作り方をご紹介しておきますね。

@松茸の汚れている部分は、濡らした布巾かキッチンペーパーで丁寧に拭き取り(くれぐれも水洗いはしないように!)、石突きの部分は鉛筆を削るような感じで、斜めに薄く削ぎ落とします。

Aその松茸を焼き網や魚焼きグリルで軽く炙って、それを手で縦4等分に裂きます。

BAで裂いた松茸2つを傘と石突きが重なるように交互に組み合わせて、それを芯にして牛肉で巻いていきます→1本の松茸で、2本の牛肉巻きが出来ます。

C表面に塩、胡椒を振って、魚焼きグリルで軽く焦げ目がつくくらいまで焼いたら、出来上がり!

※強火で焼くと、中の牛肉が生ということもあるので、火加減にはどうぞご注意下さいね。


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ギュッとスダチを絞って頂くと美味しいですよ。

コツは、少し奮発して良い牛肉を買うことぐらいでしょうか?

今回は、成城石井の「黒毛和牛のすき焼き用肩ロース肉」を使用しました。

私は、お肉の表面が少し焦げてカリッとした感じが好きなので、
魚焼きグリルで焼いていますが(お肉の脂も多少落ちますしね・・・笑)、
お若い方でしたらフライパンでバター焼きも良いかもしれませんね。

これもお好みですが、松茸の香りを邪魔するので、
胡椒はしないでシンプルにお塩だけのほうが良いかもしれませんね。

松茸の代わりにエリンギでも代用できますので、
1本目は松茸で、2本目以降はエリンギというのもアリですね(笑)

簡単で美味しいので、よろしかったら、お試し下さい♪

追記:あとお奨めなのは、「松茸のすき焼き」です。
こちらは、「普通のすき焼き」に松茸を入れるだけです。

posted by いづみ at 08:31| 神奈川 ☁| レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ご機嫌取りの夕ご飯

金曜日に渋谷で調達してきた松茸を使って、土曜日の晩ご飯は松茸料理を作りました。

「東急フードショー」の「林フルーツ」には、
国産(9800円)とアメリカ産(2100円)の松茸が並んでいました。

私が迷うことなく手を伸ばしたのは、もちろんアメリカ産(笑)


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松茸にあまり価値を見いだしていない私としては、
これでも充分に「清水の舞台から飛び降りた」つもり!

「2000円で清水の舞台とは、これまたずいぶんと可愛いものだね(笑)」とは夫の弁。

「庶民なもので、ごめんね〜」(←私の心の声)

そして、出来上がったのはこちらの2品です。


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「松茸の土瓶蒸し」を作るのは一年に一度のことなので、私も記憶が定かではなくて、
出かける前に「動物性タンパク質は何を入れるだったのかしら? 鶏肉のささみとか、海老かしら?」と夫に確認すると、
彼は「鯛とか白身の魚じゃないかな・・・?」とのこと。

ちょうど和食のお稽古の日だったので、師匠に伺うと、
「それは白身の魚です!一番は鱧ですね」と即答!

ということで、鱧の入手は難しいので、今回は鯛を入れてみました。

でも、私はささみや海老で充分かな・・・?(笑)



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もう一つは「松茸の牛肉巻き」

こちらは松茸を牛肉で巻いて焼いただけのシンプルなもの。

松茸と牛肉は相性がとても良いので、なかなかいけるんですよ!

あとで、レシピをアップしておきますね♪


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この2つは我が家の松茸料理の「ツートップ」といったところでしょうか?

そして、〆は「土瓶蒸し」で残った鯛を使っての「鯛茶漬け」


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松茸大好きな食いしん坊君は「秋だね〜、土瓶蒸しは身体が温まっていいね〜」と、
大吟醸を片手にご満悦そうでしたわーい(嬉しい顔)

充分にご機嫌を取ったので、もうこれで大丈夫!

翌日の日曜日はまた「エスニックの試作」なので、
その前に彼の好きな松茸料理で、ご機嫌をとっておいたと言う訳なのです。

家族を巻き込みながらも試作は、時として心理作戦も必要でして、なかなか骨が折れます。。。(笑)

次の記事では「松茸の牛肉巻き」のレシピをアップ致しますね♪

posted by いづみ at 07:34| 神奈川 ☀| おうちごはん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うっかりさんの長い一日F〜忠犬ハチ公の巻き〜

渋谷で買った荷物に、地元で購入した食材も加わって、荷物がすごいことになってしまったので、タクシーで帰ることにしました。

ふと時計を見ると、ちょうど夫の帰宅時間。

そこで「せっかくだから、タクシーで一緒に帰ろう!」と思って、駅の改札で待ってみることにしました。

「次の電車かな?」
「台風だから早めに切り上げて、もう家に帰っているかな。。。」
「今度こそ乗っているかな・・・?」と、
手がちぎれそうな荷物を抱えながらも20分ほどは待ったでしょうか?

ご主人様を大人しく待つその姿は、まるで「忠犬ハチ公」(笑)

こんな時に携帯があれば、すぐに連絡がつくのに〜!

9時半を回ったので、諦めてタクシー乗り場に向かいました。

すると、最終のバスが出た後なので、なんとタクシー乗り場は長蛇の列!もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

「あ〜あ、忠犬ハチ公のように夫を待っていなかったら、とっくの昔に家についていたのに・・・」

10時頃にどうにか家にたどり着くと、夫はやはり帰宅していました。

しかし、夫に事の顛末を話す間もなく、急いでやらなくてはならないことがあるのです。

それは、生徒さんへのレシピ送付。

朝出かける前に、クリアファイルに入れたレシピを定形外の封筒に入れ、重さも量って、切手も貼って、封もして、自分では「OK〜!」と思ってその封筒持って出たのですが、なぜか住所を書き忘れていたのです。。。

携帯があれば彼女の携帯メールにご連絡をして住所を伺って、出先で住所を書き込んで投函出来たのですが・・・。

一日持ち歩いた封筒に住所を書き込んで、横殴りの雨の中、最寄りのポストへ。

ずぶ濡れで帰ってきてからも、もうひと仕事あります。

「研究ノート」を開いて、麺料理の材料や作り方を確認したところ、やはりスペアリブと蟹の麺が一番作り方もシンプルで特別な材料もいらないので、こちらに決定!

「レッスンメニューが変更になったことを一刻も早く生徒さんたちに伝えなくては〜!」と思って、PCに向かいました。

結局、ベットに入ったのは3時頃すぎ眠い(睡眠)

翌朝夫に事の顛末を話すと、「いろいろと大変だったね。でも携帯忘れたり、宛先を書き忘れた封筒を持って出たりして、君って本当に”おまぬけさん”だね・・・」と、あきれ顔。

確かに私は”うっかりさん”というレベルではなくて、”おまぬけさん”ですね。

このブログ記事のタイトルも「うっかりさんの長い一日」ではなくて「おまぬけさんの長い一日」に変更しようかな?(笑)

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こんなどうでもよい話、どなたも読まないでしょうし、
私自身も書くことに疲れて来ていたので、途中で辞めようかしら?とも思ったのですが、
乗りかかった船なので、最後まで突き進んでみました!

長いシリーズににお付き合い頂き、ありがとうございました。

posted by いづみ at 06:09| 神奈川 ☀| お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月28日

うっかりさんの長い一日E〜「腐乳がない!」の巻き〜

閉店の音楽が流れている中、富沢商店で「お買い物メモ」を片手に大急ぎで店内を回りながら商品を籠に中に入れていきました。

でも一番肝心の「腐乳」がいくら探して見あたらないのです。

そこで店員さんに伺うと「輸入元の台湾の会社との関係で、全社的に欠品になっていて、いつ入荷するかも全く分からない」とのこと。

これは困りました〜!

「11月のレッスン」のメインは「腐乳鍋」なので、「腐乳」がないとレッスンが成立しないのです。

「腐乳」は中華街や新大久保などの専門店、またネットでも購入することが出来ます。

ですから、私がレッスン材料として調達するには何も問題はないのですが、せっかくレッスンでお教えしても生徒の皆さまが入手しづらい材料だと、ご自宅で復習出来ないので意味がないと思うのです。

富沢商店は、たまプラーザ、二子多摩川、町田、横浜・・・と、この近辺にお店がいくつかあるので、お買い物にいったついでに皆さまが購入できると思って、「腐乳鍋」をレッスンで取り上げることにしていたのです。

さ〜て、困りました。

生徒さんが食材調達に行くには中華街や新大久保は少し遠いし、一瓶400円程度のものをネット通販でそれ以上の送料(640円・・・?)を払って入手するのは、きっと皆さまも抵抗があるだろうし・・・。

そんなことをグルグルと思いながら、帰宅の途に。

たまプラーザの改札を通る頃には、「腐乳鍋はやめて他のお料理にしよう!」と決断。

さあ、何にしましょう・・・?

一番初めに思い付いたのは、ベトナムの麺料理。

ベトナムには、皆さまがよくご存じのフォーの他にも、美味しい麺が沢山あるのですぴかぴか(新しい)

頭の中には、ベトナムの麺料理が次から次へと浮かんできました。

「鶏肉のフォーは美味しいけれど、鶏ガラを使うのはみんな抵抗があるから、ご自宅では作ってもらえないだろうな・・・。それに、あっさりしているので夏向きだし」

「古都フエに”ブン・ボー・フエ”という牛肉をつかったピリ辛の麺料理があったわ! ピリ辛味なので身体が温まってこれからの季節にピッタリかも? でも、これは確かレモングラスや独特な調味料が必要だったような・・・」

「あと、”ブン・モック”という挽き肉団子ときのこを入れた麺もあるわね。でもあれは地味なので、レッスン向きではないし」

「あっ、スペアリブと蟹でだしをとった麺料理があったわ。あれが特別な材料も使わないし、作り方が簡単で、お味も鶏肉のフォーよりもコクがあって、華もあるし、一番いいかも? 取りあえずの暫定一位ね」

と、そんなことを思いながら、地元の駅でスーパーのハシゴをして、またまた食材調達。

(続く)
posted by いづみ at 12:31| 神奈川 ☀| お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする