ハーグでは到着日は駅のそばのホテルに宿泊しましたが(ホテル名は失念・・・)、2泊目以降は駅からは少し離れた海沿いのリゾート地「スケベニンゲン」にある「クールハウスホテル」に宿泊しました。
この「スケベニンゲン」という地名、日本人には受けますよね〜(笑)
銀座に「スケベニンゲン」という名のレストランがあるくらいです。
ただし、この銀座のレストラン、私も行ったことがありますが、オランダ料理店ではなくてなぜかイタリア料理店なのですが・・・(笑)
さて、そのスケベニンゲンのランドマークとも言われている「クールハウスホテル」は、森鴎外も泊まったことがあるという伝統ある5つ★ホテル。
お部屋の中の様子はもう覚えていないのですが、朝食会場にもなっていたメインレストランの内装が、まるで宮殿のようで、なかなか素敵でした

そして、なんと言っても、圧巻なのが、天井です。
ドーム型の天井の周りを絵画がぐるっと一周しているのです。
一瞬、美術館にいるような錯覚に・・・。
こちらのレストランでは、朝食の他にランチ(だかディナーだか記憶が定かではない・・・笑)を頂きました。
まだ時差ぼけで食欲がなかったので、2人とも前菜&メインの2品の軽いコースです。
帆立の周りをベーコンで巻いてソテーして、オレンジやサラダと合わせて、バジルのソースをかけたもの(私の前菜)
その時は「家でもすぐに真似できそう〜、やってみましょう」と思いながらも、今回このお写真を見るまではすっかりと忘れていました(笑)
近いうちにやってみましょう!
魚介のスープ(夫の前菜)
私もお味見させてもらいましたが、魚介の味が濃厚でとっても美味しいスープでした。
小エビなどが入ったパスタの上に、ソテーした鱈が載っていました(夫のメイン)
この鱈が肉厚でとっても美味しく、日本で頂く鱈とはまったく別物だったよう。
しばらくはことあるごとに「オランダのあのホテルで食べた鱈は、ふっくらしていて肉厚でジューシーで美味しかったな。日本でもあんな鱈が食べられないかな?」と言っていました。
こちらは私のメイン料理ですが、なんだったかもう失念・・・(笑)
たぶん肉だったような、鶏肉かな? 七面鳥・・・?
そして、このレストランで一番印象的だったのが、スタイリッシュなパンのプレゼンテーション(↓)
日本だったら、ちょっとお洒落なカフェでもやっていそうな感じですが、「質実剛健なオランダにしては、随分とお洒落ね」と驚いた記憶があります。
そう、オランダって質実剛健なお国柄で、お洒落をするとか、他人に見栄を張るとか全くない国民性なのです。
デパートに行っても日本のスーパーみたいな品揃えですし、普段はみんなジーンズに自転車で通学&通勤。
そして、とっても大柄。
国民の平均身長が世界一高い国だそうですよ。
滞在したハーグは、アムステルダム、ロッテルダムにつぐオランダ第3の都市で、各国の大使館や国際司法裁判所、国会議事堂、中央官庁などがある政治の中心地で、「実質的な首都」と言われています。
でも、目立った観光名所があるわけではなく、私達は毎日ゆっくりとホテルのレストランで朝食を取り、お昼ぐらいからおもむろに美術館に出かけていき、美術館を見た後は美術館に併設されているカフェでお茶を飲んで、町中をうろうろしながら5時頃にはホテルに帰ってくる・・・という感じでした。
まだ、時差ぼけが激しかったので、夕ご飯も頂かずに、毎晩7時くらいにはバタンキューで寝ていたような・・・(笑)
夕食をいただけるような普通の生活を送れるようになったのは、パリに戻ってからなのですが、パリ&ハーグで10日以上も滞在していたのに、なぜかお写真がたったの26枚しかないので(!)、ごめんなさい、パリの旅行記はありません。。。
そうそう、オランダはどちらのホテルとも、朝食のブッフェのチーズやハムは種類が豊富で美味しかったですよ。
クールハウスホテルは、今ホテルのHPを見たら、5つ★とは言ってもお手頃なお値段みたいなので、ハーグに行かれることがあったら、お奨めのホテルです。