今日の夕方のTVでは、オランダ・ハーグの国際司法裁判所の判事をなさっている雅子妃のお父様(我が家ではなぜか「小和田パパ」の愛称で通っています・・・)がアムステルダムのホテルに皇太子ご夫妻を訪ねたという映像が流れていました。
車でご両親がホテルには入って行かれる様子を、それも小和田パパが駐車券を取って口にくわえる姿まで(笑)、パパラッチよろしくカメラに撮影されて日本国中に流されて大変だわ〜なんて、思いながら見ていました。
そして、思い出したのです。
すっかり忘れていましたが、私もオランダに行ったことがあることを!
それも、その小和田パパが要職を務めていらっしゃる国際司法裁判所のあるハーグに行ったことがあることを。
3年前の春、花粉回避旅行でパリに10日ほど滞在していた時に、3〜4日ほどパリを抜け出してハーグへ

パリからオランダへは国際特急列車「タリス」で入りました。
このタリスは1等と2等があります。
移動するだけなので私は2等席で充分と思ったのですが、オットが「国際列車に乗る機会なんてなかなかないから1等に乗ってみよう」というので、任せることにしました。
そして、このタリス、1等だとナント!!!食事がサービスされるのです。
まるで飛行機の機内食のように!
これはどんな感じかちょっと楽しみです〜。
ということで、パリ北駅からタリスに乗り込ました。
早速、軽食のサービス。
ホテルで朝ご飯はしっかりと頂いていますが、後学の為にもちろん頂いてみました。
サンドイッチにコーヒー。
お味はう〜んと言う感じ(笑)
サンドイッチは駅の売店で売っているレベル。
そして、列車が駅に停車する度に違う種類の軽食がサービスされたように記憶しています。
私達はロッテルダムでタリスを下車したのですが(ハーグにはタリスは停車しないので、ロッテルダムからハーグまでは在来線)、それまでにブリュッセル、アントワープと2度停車するのですが、その度に食事がサーブされたような・・・。
たぶん、新しく乗ってきた乗客にサービスするついでに、前から乗っているお客様にも声を掛けるという感じなんでしょうけれど、一度で懲りたので、2〜3度目はお断りしました(笑)
そして、帰りの列車内でサービスされたのはコチラです。
時間帯による違いだと思うのですが、行きよりもちゃんとしたした食事っぽいですね。
確か、トマトソースの上に鱈の蒸した物が乗っていて、付け合わせは麦のサラダ?
それに、生野菜のサラダにチョコレートタルト、お写真には写っていないけれど、パンに飲み物だったような。
もちろんお味は・・・でしたが、良い経験にはなりました。
そして、タリスの一等車に乗って一番有り難かったのは、列車内で下車駅のタクシーの予約が出来たこと!
これは乗車前は全く知らなかったのですが、帰りの列車がパリに近づく頃に、お隣のビジネスマン風の男性が紙をスタッフの女性(飛行機で言うところのスチュワーデスさん)に渡しているので、「どうもタクシーの予約できるらしい」ということが分かり、私達もお願いしてみました。
終点のパリ北駅で下車すると、ホームにタクシー運転手さんの詰め所みたいなところがあって、そこですぐにタクシー運転手さんに引き渡され、彼について行きタクシーに乗り込み、あっという間にホテルに到着〜♪
多少の手数料(たぶん1台につき15ユーロほど)は掛かったと思いますが、パリ北駅周辺はとても治安が悪いところなので、そんなところで大きなトランクを持ってウロウロとタクシー乗り場を探したりする必要がなくて、助かりました。
それにこのタクシー運転手さん、とっても優秀で、裏道をすいすいと走り、行きの半分くらいの所用時間であっという間にホテルに着いたんですよね。
そして、タリスでもう一つ印象的だったのが、帰りの女性スタッフ(飛行機でいうところのスチュワーデスさん)がとっても可愛かったこと!
年の頃20歳ぐらいでしょうか?
オランダ人か、フランス人か、はたまたベルギーの方かわかりませんが、記念にお写真に取りたいくらいに可憐で可愛いかったのです。
その彼女が終点のパリに到着するころになると綺麗におめかしして急いで出口に向かっているので、「今日のお仕事も終わったことだし、パリでこれから彼氏とデートかしら? だから急いでいるのね」な〜んてほほえましく思っていたら、その彼女、なんと一番乗りでホームに降りて、下車してくるお客様を迎えてお見送りしていたんですね。
デートに行っていると思っていた彼女にホームで迎えられて、ちょっとビックリ!
「おもてなし精神」の発達している日本でしたら別に驚きもしませんが、ヨーロッパのサービスもここまで来たのか?とちょっと驚いたデキゴトでした。