2013年05月02日

オランダの思い出〜国際特急列車タリス〜

皇太子ご夫妻のオランダ訪問で、連日ワイドショーが大騒ぎしていますね。

今日の夕方のTVでは、オランダ・ハーグの国際司法裁判所の判事をなさっている雅子妃のお父様(我が家ではなぜか「小和田パパ」の愛称で通っています・・・)がアムステルダムのホテルに皇太子ご夫妻を訪ねたという映像が流れていました。

車でご両親がホテルには入って行かれる様子を、それも小和田パパが駐車券を取って口にくわえる姿まで(笑)、パパラッチよろしくカメラに撮影されて日本国中に流されて大変だわ〜なんて、思いながら見ていました。

そして、思い出したのです。

すっかり忘れていましたが、私もオランダに行ったことがあることを!

それも、その小和田パパが要職を務めていらっしゃる国際司法裁判所のあるハーグに行ったことがあることを。

3年前の春、花粉回避旅行でパリに10日ほど滞在していた時に、3〜4日ほどパリを抜け出してハーグへ電車

パリからオランダへは国際特急列車「タリス」で入りました。

このタリスは1等と2等があります。

移動するだけなので私は2等席で充分と思ったのですが、オットが「国際列車に乗る機会なんてなかなかないから1等に乗ってみよう」というので、任せることにしました。

そして、このタリス、1等だとナント!!!食事がサービスされるのです。

まるで飛行機の機内食のように!

これはどんな感じかちょっと楽しみです〜。

ということで、パリ北駅からタリスに乗り込ました。

早速、軽食のサービス。

ホテルで朝ご飯はしっかりと頂いていますが、後学の為にもちろん頂いてみました。

2010_06110001.JPG


サンドイッチにコーヒー。

お味はう〜んと言う感じ(笑)

サンドイッチは駅の売店で売っているレベル。

そして、列車が駅に停車する度に違う種類の軽食がサービスされたように記憶しています。

私達はロッテルダムでタリスを下車したのですが(ハーグにはタリスは停車しないので、ロッテルダムからハーグまでは在来線)、それまでにブリュッセル、アントワープと2度停車するのですが、その度に食事がサーブされたような・・・。

たぶん、新しく乗ってきた乗客にサービスするついでに、前から乗っているお客様にも声を掛けるという感じなんでしょうけれど、一度で懲りたので、2〜3度目はお断りしました(笑)

そして、帰りの列車内でサービスされたのはコチラです。

時間帯による違いだと思うのですが、行きよりもちゃんとしたした食事っぽいですね。

2010_06110015.JPG


確か、トマトソースの上に鱈の蒸した物が乗っていて、付け合わせは麦のサラダ?

それに、生野菜のサラダにチョコレートタルト、お写真には写っていないけれど、パンに飲み物だったような。

もちろんお味は・・・でしたが、良い経験にはなりました。

そして、タリスの一等車に乗って一番有り難かったのは、列車内で下車駅のタクシーの予約が出来たこと!

これは乗車前は全く知らなかったのですが、帰りの列車がパリに近づく頃に、お隣のビジネスマン風の男性が紙をスタッフの女性(飛行機で言うところのスチュワーデスさん)に渡しているので、「どうもタクシーの予約できるらしい」ということが分かり、私達もお願いしてみました。

終点のパリ北駅で下車すると、ホームにタクシー運転手さんの詰め所みたいなところがあって、そこですぐにタクシー運転手さんに引き渡され、彼について行きタクシーに乗り込み、あっという間にホテルに到着〜♪

多少の手数料(たぶん1台につき15ユーロほど)は掛かったと思いますが、パリ北駅周辺はとても治安が悪いところなので、そんなところで大きなトランクを持ってウロウロとタクシー乗り場を探したりする必要がなくて、助かりました。

それにこのタクシー運転手さん、とっても優秀で、裏道をすいすいと走り、行きの半分くらいの所用時間であっという間にホテルに着いたんですよね。

そして、タリスでもう一つ印象的だったのが、帰りの女性スタッフ(飛行機でいうところのスチュワーデスさん)がとっても可愛かったこと!

年の頃20歳ぐらいでしょうか?

オランダ人か、フランス人か、はたまたベルギーの方かわかりませんが、記念にお写真に取りたいくらいに可憐で可愛いかったのです。

その彼女が終点のパリに到着するころになると綺麗におめかしして急いで出口に向かっているので、「今日のお仕事も終わったことだし、パリでこれから彼氏とデートかしら? だから急いでいるのね」な〜んてほほえましく思っていたら、その彼女、なんと一番乗りでホームに降りて、下車してくるお客様を迎えてお見送りしていたんですね。

デートに行っていると思っていた彼女にホームで迎えられて、ちょっとビックリ!

「おもてなし精神」の発達している日本でしたら別に驚きもしませんが、ヨーロッパのサービスもここまで来たのか?とちょっと驚いたデキゴトでした。




posted by いづみ at 20:46| 神奈川 ☀| Comment(0) | Trip | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クフア・ジューシー

4月の「沖縄の風〜お土産レシピレッスン〜」のレッスンメニューの中で、一番地味な存在だった「クフア・ジューシー」(沖縄式炊き込みご飯)


IMG_8310.JPG-3.JPG


コチラのレシピは、普通の炊き混みご飯としても活用していただけますよ。

私は先日、豚バラ肉を鶏もも肉に、ごぼうを筍に変えて、干し椎茸はなしで作ってみましたが、こちらもとても美味しかったですわーい(嬉しい顔)

鶏肉の場合は豚バラ肉と違って事前の加熱は不要ですので、細かく切って下味の調味料を揉み込んで、そのまま炊き込んでOKです。

また、「クフアジューシー」は、レッスンではソーキそばの邪魔にならないように薄味に仕上げていますが、もう少し味がしっかりした方がお好みの場合は炊き込み調味料の塩の分量を増やして下さいね。

炊き込む塩を小さじ3/4まで増やして頂いて大丈夫。

また、レッスンでは鰹節で取っただしを使っていますが、わざわざだしを取るのが面倒な方は「ほんだし」のような「だしの素」を使って頂いても構いません。

その場合、「だしの素」はメーカーの指示の半量程度に抑えてご使用頂いた方が良いと思います。

「ジューシー」のお味は沖縄でもお店によって本当にさまざまで、「道の駅」で売っていたおにぎりは「ほんだし」の味が強すぎて、私は途中でギブアップ!(苦笑)

一方、研究の為にブセナテラスの和食料理店「真南風」で作って頂いたものは、まったくほんだしの味などしなくて、本当に薄味で上品な仕上がり。

道の駅のものとは対照的で、「こんなにも違うものなのかしら?」と驚いたものです(ブセナのはレッスンでご紹介したのよりももっと薄味でした)

ですから、このお料理は「なんでもあり!」なのです。

ということで、この「クフアジューシー」は今までChez Izumiでご紹介してきたお料理の中で、唯一「だしの素」使用許可のお料理ですので(笑)、ご家庭ごとにお好きな味にアレンジして、食卓にお載せ下さいね。

「4月のレッスンの補足」の記事に、全てのお料理写真をアップし、追加事項も全て記載致しました。

ご自宅でお作りになる時の参考にして頂ければ幸いです。

posted by いづみ at 08:05| 神奈川 ☔| Comment(0) | レッスンの補足 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする